賃貸住宅を選定する時に失敗を防ぐためには、住みたい部屋を具体的に考えておくということです。ただし、理想を優先し過ぎてしまうと家賃と収入のバランスが合わずに住んでから生活が苦しくなるということが珍しくありません。また、金銭的は苦しくないものの日々の通勤で疲弊してしまうという場合は長年住み続けることは現実的とは言えません。
そして、現代はインターネットに情報が多々掲載されていますが、そういった情報だけに頼って決めないということも必要です。実は、不動産会社が提供している写真というのは内部が実際よりも広く見えるようなテクニックが使われていたり、綺麗に見えるようになっています。写真だけで決めたものの、実際に中に入ると考えていたより汚かったというケースが多いので、やはり実際に訪れて内覧しなければなりません。
さらに、インターネットの環境や下水道についても見落とすことなく見て回るようにしてください。今日においても地方によっては下水道が整備されていないことがあるため住んでみると臭いが気になることがあるのです。しかも、料金に際しても土地によって料金差が大きいことから家賃を安く済ませる目的があったものの、高上がりになる可能性があります。